小魚が、ながれてきたあがいてる蟻を、噛む。血も痛みもないし、だれも、おそらくその小魚さえ、蟻が死んだことを、知らない。その蟻は、夢中になって、砂場の端から端を歩いていた。意味もなく。そこからどのようにして川の中に落ちたのか、歩いているとき…
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