2021/09/27

胸のうちでバラがうずもれながら花ひらくような気のくるいを ずっと感じてる 幻はふさぎこんで動揺しているのを風景のなかに見てとる 少女はみなうつくしいと老人はしわだらけのからだで言った なにを間違えたのだろう どうして獣が煙のなかで堕胎するのだろうしたのだろう古い古いひからびたふぃるむのうつるぼくのほほえみはみにくい 空 川のいみふめい わずかな気配でふりむくと焼けたこどもたちが全校集会でうたってる きっと〜あしたはくる〜 どこまでも〜つづくみち〜 すべてはくちのなかのできごと 悲鳴がきれいだったきもちがらくになった 空 かわいてもぬれてもいない せかいの軸からからだがはずれて なんか見てるってふしぎだって めがいってる